幸せってなんだろう |【映画】究極のハピネスを求めて



究極のハピネスを求めて
究極のハピネスを求めて – Netflix

『究極のハピネスを求めて』 Expedition Happiness
2017年製作のドイツ映画

カップルが愛犬を連れて、改装したスクールバスで北米を風の吹くまま気の向くまま旅する旅のドキュメンタリー


海外を旅して「夢」をテーマにDREEMの活動をしていた自分にとって、
「旅」「ハピネス」というワードからどんな映画なのか惹かれて観てみました。



2年ほど前に観た映画ですが、いまも印象に残っています。
ステイホームで自宅で過ごす時間も多くなっている今、オススメの映画として、感想とともに紹介していきます。


この話の主人公は映画監督とミュージシャンのカップル二人
日常生活の「縛られた毎日」を抜け出そうと愛犬とともに、改造したスクールバスで旅に出る。


その旅では、
毎日違う景色で目覚め、

気の向くまま気に入ったところはしばらく滞在しては、また気の向くまま移動してを繰り返す。

壮大な大自然と見たことのない景色を肌で体感する。

計画に縛られない自由さ・・・


この旅の日々を想像したとき
多くの人にとってそれが「究極のハピネス」かもない。


この映画の中で伝えたいメッセージがどのようなことなのか正確なことは分からないけれど、
「究極のハピネス」を知るのはまだこの先にあるのだと思う。


旅は非日常の刺激がある。
そんな旅の日々も繰り返していくと非日常から日常になってく。

いつでも新鮮な気持ちであたらしい刺激を受ける感受性をもっていたいけど、
新しい景色、ステキな人との出会いにもいつしか慣れてきて、心の動かされる幅が小さくなっていく。

そんなことをこの映画を観ながら想像した。
自分自身の旅を思い出しながら。


自分のしてきた旅での経験や出会った人々との時間を否定したい気持ちは全くもってない。
ただ旅をしている間、心にどこか虚しさを感じることがあった。
楽しいのに、楽しいはずなのに虚しくなる瞬間がある。


そのときに心の中から湧き出てきた思いは、
「幸せ」ってきっと「安心して帰れる場所があることなんだな」ということ。


なんでもないような、こころ落ち着く場所が人生には必要なはず。
帰る場所があるからこそ、失敗を恐れずにチャレンジできることがある。

旅をして毎日新しい刺激を受けながらも、
身近な家族、友達の大切さを感じて恋しくなった。

そして不思議なことに日本に帰ってきてすぐのとき、いまの妻である大切なひとと出会えました。
ひとりのどんなことがあっても信頼できる、安心できるひとの大切さを感じている。


映画の中でも旅の途中で愛犬のルディが体調を崩してしまい、
家族みんなの元に帰ってきたときには飛んで喜んでいました。

人間だって一緒だと思う。


でもでも、やっぱり旅はしたくなる。
旅先での出会い、経験は一生の宝。

そしてまた別に旅してよかったと思えることは、
ふだんの日常の小さなしあわせに気づく大切さを改めて感じられること。


帰ってきてホッとできる場所があること。
日常の中の小さな幸せに気づけること。


これが究極のハピネスだと思いました。



ホッとできる場所はひとによっていろいろあっていい。
「幸せ」の定義もみんなそれぞれあっていい。

みなさんにとって安心できる場所、「幸せ」とはなにかも教えてください(^^)

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