旅をしながら出会ったひとに「夢」をインタビューする中で、
旅人、現地で生活する人々など、さまざまな環境や価値観に生きる姿に触れてきました。
その土地で生活をともにしみないと見えてこない部分や旅先で出会う一瞬のひとときだけでは分かりきれない部分もきっと多くありますが、
フィリピンのスラム街で感じたことが強く印象に残っています。
東南アジアをバックパッカーのひとり旅
8カ国をめぐり370名近くの方々へ夢を尋ねしました。
東南アジアの国々は開発途上国が多く、
高度経済成長時代を過ぎ、成熟してきている日本に比べて若いひとが圧倒的に多い。
街を歩いていても建設中の高層ビルが並んでいたりと勢いを感じます。
その分、1本隣の道にはまったく異なる光景が広がっていたりと貧富の差は日本以上に大きいものです。
フィリピンの首都・マニラもまさにそうでした。
フィリピンを訪れたとき僕は大学生で作業療法を学んでいました。